
DEP-Chipを使って開発されたバイオセンサGLEIA法(Gold-Linked Electrochemical ImmunoAssay)。GLEIA法は文部科学省知的クラスター創生事業である石川ハイテクセンシングプロジェクトの中で開発された画期的な電気化学測定法です。
DEP-Chip上に抗体を固定すれば、電流変化によりさまざまな物質を短時間かつ高感度に定量できます。測定時間の短縮に加え、ディスポーサブル電極を用いるのでコンタミネーションの心配もなく、安全性の高い測定を実現でき、さらに高価な試薬類の使用が少量で済むことから、低コストでの測定が可能となります。
※GLEIAは国際特許出願済
金ナノ粒子の酸化、還元反応は電気化学的に測定可能です。以下は電極上にhCG抗体をピレン誘導体を用いた抗体の固定化法により固定し、抗原と金ナノ粒子標識した他のhCG抗体で挟む、サンドイッチ法で測定。


| GLEIA | ELISA, CLEIA | |
|---|---|---|
| 抗体標識 | 金ナノ粒子 | 酵素 |
| 検出方法 | 電気化学的測定(金の還元電流) | 光学的測定(酵素反応による発色又は発光) |
| 測定時間 | 60分以内(目標は10分) | 2 - 3時間 |
| 感度 | pg/ml | pg/ml ~ ng/ml |
| コスト | 1000円以下(目標) | 800〜1600円/テスト |
| 装置 | 低コスト・小型化容易(数万円〜百万円)大型自動分析装置も対応可 | 高価・大型(数百万円〜数千万円) |
| 用途 | 医療・食品・環境(ベッドサイド、クリニック、製造現場などで使用可能なPOC装置、設置/多数一括処理可能) | 医療・食品・環境(臨床検査機関、研究機関など、設置型/多数一括処理) |
1)5mMの1-Pyrenebutyric acid N-hydroxysuccinimide esterを蒸留水に溶解。
2)上記溶液を電極上に滴下後、1時間静置し洗浄。
3)固定化させる抗体を適量滴下し、1時間反応させます。